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日本東洋医学会専門医である今津 嘉宏先生にKAMPO365worksをお試しいただき、専門家面線でのご意見を伺いました。

漢方薬処方時に「証」を見ることの重要性について教えてください。また、「証」を無視した漢方薬処方による影響についても教えてください。

最近、あなたは、ちょっと仕事が忙しくて疲れている。けれど、美味しいものを食べて元気に過ごしている。そんな時、友人から「疲れてない?」と声をかけられた。「え?」となんだか、びっくりしたり、ちょっと安堵したり、慌てたり、したことありませんか?

あなたのどんなところが、友人に「疲労」を感じさせたのでしょう?あなた自身は、元気に友人と接しているし、ちゃんと美味しいものを食べてエネルギーチャージもしているし、どうして?と心の中で疑問符が浮かんだ経験ありませんか?

「証」を見るのは、調子が悪いところを訴えたり、悪いところを列記することで、診断から治療をするためのものでは、ありません。あなたという特別な一人のために、あなたに合った治療法を探すために、あなたの中で起こっている変化を見つけるために、「証」が重要なポイントになります。


漢方薬を適正に使えるようになるためのコツがあれば教えてください。

漢方薬は、わたしたちの先祖が長い時間をかけ積み上げた経験をもとに現代まで、受け継がれた大切な財産です。日本の風土で熟成し、日本人の手で創意工夫された治療薬です。だから、漢方薬の中には、あなたの健康を守ってくれる漢方薬が、かならずあります。

まずは、自分に合った漢方薬を見つけましょう。そのためには、実際にいろいろな漢方薬を知ることが必要です。そして、漢方薬のもつチカラを理解する必要があります。

そのためには、実際に漢方薬に触れることから、はじめましょう。

 

日本東洋医学会専門医の目線で、KAMPO365worksをおすすめする理由を教えてください。

 これまでの漢方医学に使われていたシステムは、病名や症状名から漢方薬を選択することが、目的に作られていました。

しかし、このKAMPO365worksは、まったく異なった目的で作られていることがわかります。日本東洋医学会専門医が、実際に患者さんを目の前にして、診断しているように、いろいろな情報を活用していることが分かります。病名や症状だけでなく、体調や生活のスタイルなど、「証」という視点で診断から治療へと進んでく点です。

ここで大切なことは、漢方医学を学んだことがなくても、まるで、となりに日本東洋医学会専門医が座ってくれているような、正しい方向へ導いてくれることです。このKAMPO365worksを日々、活用することで、知らないうちに漢方医学の考え方を身につけることができます。

 

「KAMPO365works」をおすすめする理由」を踏まえて、具体的にどういった医師が使ってみるべきだと思われますか。

漢方医学は、決して難しいものではありません。しかし、漢方医学の独特な表現や専門用語などが、学習の大きなハードルになっています。

しかし、このKAMPO365worksは、そんなハードルを一気に低くしてくれるアイテムです。これから、漢方医学を学んでみたいと考えている人、以前に漢方医学を始めようと思ったけれど挫折した人、実際に漢方薬を処方しているけれど自信が今ひとつない人、などなど、どんな人でも、一度は、手にとってこのKAMPO365worksを実感してみることです。

 

日本東洋医学会専門医から見て、KAMPO365Worksの開発が大変だっただろうと思う点を教えてください。

これまでいろいろな大学や専門施設が漢方医学をデジタル化し、情報をいくつか入力すると、診断ができ、どの漢方薬を使えば良いか、計算してくれるプログラムを作ってきました。しかし、どのプログラムも漢方医学を十分理解した医師が、統計処理など再度、結果を解析する必要があり、実用化がなかなか、できませんでした。

このKAMPO365workは、これまでのプログラムとはまったく異なったコンセプトで作られています。まさに夢のようなアイテムです。

 

 

製品(KAMPO365works)に期待すること、弊社(VARYTEX)に期待することを教えてください。

インターネットなどで画期的な治療法や検査法が報告されます。しかし、実用化には、永い年月がかかり、忘れ去られていくものも少なくありません。そんな中、KAMPO365workの登場はこれからの医療のスタイルを大きく変えるものです。

高齢化社会、人口減少、地域格差など、加速的に変化する社会の中で、医療も医療施設の地域偏在、専門医不足、家庭医不足など、大きな問題を抱えています。

老若男女、未病(予防医学)から治療(病気や栄養障害、老化など)まで対応ができる漢方医学が持つチカラが、このKAMPO365workを活用することで、簡単に手に入れることができます。

ITCをかかげる日本の医療に必要なもの、それは気軽に手に取ることができるデバイスを使って、24時間365日、制限なく活用することで、診断と治療の補助として使うのではなく、知らなかったことを学んだり、忘れていたことを確認できたり、新しい気づきに結びついたり、様々な要望に応えてくれるものです。このKAMPO365worksには、その全てをかなえてくれる可能性があります。今後、漢方医学から医療だけでなく、さらに広い分野にVARYTEXが挑戦し、様々な生活の助けとなるものを改善し、明るい未来を形成してください。期待しています。

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